【三重県】おすすめの葬儀社を紹介！

四日市市

家族にもしもの時が訪れた時、最期の別れになる葬儀は少しでもよいものにしたいですよね。しかし数多くの葬儀社から最良の葬儀社を選ぶにはよくわからず、困ってしまう方もいるでしょう。

この記事では四日市に拠点をおく葬儀場の中でもおすすめの葬儀社3選をくわしく紹介します。
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いなべ市

大切な人の葬儀だからこそ、信頼できる業者に頼みたいですよね。しかし、たくさんの葬儀業者があるのでどこを選べばいいか迷っている方も多いのではないでしょうか？

この記事ではいなべ市でおすすめの葬儀社を3選紹介していきます。特徴と魅力をともにまとめていくので、ぜひ参考にしてみてください。
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鈴鹿市

昨今では、生前から葬儀のことを事前に考えておく方が増えています。そして、葬儀社といっても、その規模や特色はさまざまです。

信頼できる葬儀社に巡りあえればよいですが、中にはサービスレベルや葬儀の内容が金額に釣り合わない葬儀社も存在しています。この記事では、鈴鹿市でおすすめできる葬儀社についてそれぞれの特徴を解説します。
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亀山市

三重県亀山市で葬儀社を探すと、検索エンジンだけでも6社～11社がヒットします。果たして、本当によい葬儀社は一体、どこなのでしょうか？

この記事では亀山市の葬儀会社の中で、とくにおすすめの会社を3社ご紹介します。
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伊賀市

大切な人を亡くしたとき、最後に故人を思い、心穏やかに送り出せるのが葬儀です。近年、葬儀でもさまざまなスタイルがあり、葬儀社によって内容が変わってきます。

故人が確かに生きた人生を表せるような葬儀にするには、葬儀社選びが非常に重要です。この記事では、伊賀市でおすすめの葬儀社３選をご紹介します。
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津市

三重県の県庁所在地である津市にはさまざまな葬儀社が点在しています。葬儀は故人の安らかな眠りを祈るための大切な儀式となるため、それを執り行う葬儀社となればしっかりと吟味して選びたいですよね。

そこで、この記事ではおすすめの葬儀社を3選ご紹介していきます。
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東員町

「初めてのお葬式でわからないことばかり」「どこでお葬式をあげればいいの？」と悩んでいる方も多いでしょう。お葬式は故人を送り出すための大切な儀式ですから、丁寧で信頼できる葬儀社を選ぶ必要があります。

この記事では東員町でおすすめの葬儀社を紹介していきます。
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名張市

近年、自分の死後家族に負担がかからないよう、終活の一環としてエンディングノートを用意したり葬儀場を手配したりといった事前準備をする方が増えています。

ただ、葬儀場とひとくちにいっても、どこを選べばいいのかわかりませんよね。この記事では終活のほか急な葬儀にも役立つ、名張市でおすすめの葬儀会社をご紹介します。
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桑名市

「どこに葬儀を依頼しようか迷っている」「桑名市でおすすめの葬儀社はないの？」と悩んでいる方もいるでしょう。葬儀は故人を送り出すための大切な儀式ですから、悔いなく終えたいものですね。

この記事では今回は桑名市でおすすめの葬儀社を紹介します。
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三重県には葬儀に関して独特な風習があり、市や区によってもその風習が異なる場合があります。これから葬儀を準備する方、初めて三重県での葬儀に参列される方は、それをしっかりと把握しておくことが大切です。

【アンケート調査】葬儀社選び、何を決め手にする？

いざ葬儀社選びをするとなると、どんなところに注目して葬儀社選びを進めれば良いのか悩みませんか？そこで今回はWEBアンケートをおこない、皆さんがどのようなポイントを気にしているのか調査してみました。

これから葬儀社選びをおこなう皆さんの参考になれば幸いです！では早速アンケート結果を確認してみましょう。

「葬儀社を選ぶときに意識しているところはどこですか？」という質問で、「費用」と答えた方は1,442人、「サービスの内容」と答えた方は748人、「スタッフの対応」と答えた方は698人、「会館までのアクセス」と答えた方は525人でした。

グラフを見ると一目瞭然！圧倒的に多かったのが「費用」という回答でしたね。2番目に得票数の多かった「サービスの内容」とおよそ2倍ほどの差をつけています。

最近は葬式のプランも多様化し、家族や近しい親せきだけで執りおこなう家族葬などこじんまりしたスタイルも人気。「それほど大々的に葬式をあげなくても良い」、「なるべく家族に負担をかけたくない」などの理由で、自らコストをかけないプランを選ぶ方も多いようですよ。

もちろん、気持ち良く故人を送り出すためにもサービスが充実したところを選びたいもの。希望に合うサービス内容であるか、スタッフの対応が良いかについてもしっかりと確認しておきたいですね。

そして忘れてはいけないのが「アクセス」。小さなお子さま、ご高齢の方や体の不自由な方にも配慮し、誰でも足を運びやすいようなアクセスの良い場所を選んだほうが良いでしょう。もし希望する葬儀場のアクセスが悪い場合は、送迎バスサービスを利用できると安心ですね。

アンケートでは「費用」が最も多く選ばれる結果となりましたが、何にせよ故人の生前の意思を尊重しながら葬式をあげたいものですね。

さて、ここからは葬式にまつわる三重県独自の風習、費用・相場などお役立ち情報をピックアップしてご紹介していきます。本格的に葬儀社選びをおこなうその前に、ぜひご一読ください。

まずはじめに、三重県の葬儀について特徴や風習などを見ていきましょう。その地域による特性がさまざまあるので、住んでいる地域によっても異なる風習を理解しておくことが大切です。

「前火葬」と「後火葬」の地域がある

三重県の葬儀では、葬式の前に火葬をおこなう「前火葬」と、葬儀と告別式が終わった後に火葬をおこなう「後火葬」に地域が分かれており、場所によっては同じ地区内であっても異なる場合がああります。

また、前火葬をおこなう場合でも火葬を通夜式の前におこなう場合と、葬儀の前におこなう場合がありその家庭のしきたりによる部分が多いようです。葬儀前に火葬するパターンの場合は、習慣が午前中となり、ご遺体を祭壇に安置してから葬儀や告別式を午後からおこなう流れになっています。

ただし、これらは地域の風習であり最近ではお寺と相談しながら決めていく家庭も多く、この地域だからこのやり方をしなければならないということは減ってきているでしょう。

市や地区にとって通夜ぶるまいがなく助六寿司を配る

四日市市の周辺などの北西の地域では、通夜式の後に親族や弔問客にて「通夜ぶるまい」をおこなうことが少なく、その代わりに手伝いをしてもらった方に助六寿司の折り詰めを持ち帰ってもらうことが多いようです。

もちろん多いというだけですべての家庭がこのようにしているわけではないですが、通夜ぶるまいが当たり前だと思っている方にとっては珍しい風習なので、知っておいたほうが良さそうです。

辛い「涙汁」を飲む

三重県の葬儀では出棺前に故人と最後の食事を囲むために「出立ちの膳」という、簡単な精進料理を食べる風習があります。とくに桑名市などの周辺では、この出立ちの膳に加えて「涙汁」と呼ばれる汁物が出されることがあります。

これは、かつおだしの汁に胡椒を入れて辛くしたもので、「辛さで涙を流して故人を供養する」という意味や「辛いものを食べて心と身体をスッキリされる」という意味などがあるようです。

「組」の人が手伝いにくる

三重県では地域の人々の繋がりが強く、近隣住民でつくられた組織の「組」というものがあります。そのため、その組の中でなくなった方がいると同じ組のメンバーが総出でお葬式を手伝ってくれるという風習もあります。

お手伝いに来てもらっている家族は、その組の方との関係をとても大切にしており、初七日法要にも招く場合もあるようです。また、一部地域においては初七日法要の会食時、町内の方から先に箸をつけてもらい、親族はその後というしきたりが根付いています。

「夜伽見舞い（よとぎみまい）」を持参する

通夜式の際に、「夜伽見舞い」といって遺族に対し香典のほかに物品を持っていく風習もあります。渡すものは食品が多く、遺族は故人を寂しくさせないためにその食品を食べながら語りかけるのです。

残った場合は配ったり全員でいただいたりと地域によって扱いが異なります。そして夜伽見舞いとしていただいた分は、香典返しにプラスしてその分を返すのが一般的です。

実際に三重県で葬儀を執り行う場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。地域によっても異なりますが、大まかな相場や費用を抑えるポイントなどをご紹介します。

三重県の葬儀相場

三重県の一般的な葬儀の相場は100万円前後となっています。全国平均は195万円とされているので、それに比べるとかなり費用が安くなっているのがわかります。もちろん葬儀社や葬儀の規模などによっても異なりますが、このくらいの費用を参考にしておくとよいでしょう。

葬儀費用の内訳

葬儀費用の内容は大きく3つにわけることができます。1つは「葬儀一式の物品やサービス」、2つ目は「飲食接待」そして3つ目が「寺院費用」です。

葬儀一式には、ご遺体の搬送・通夜、葬儀火葬などに必要な物品、人件費などが含まれ、飲食接待費用には通夜式から葬儀で振る舞う飲食代、そして寺院費用には読経費や戒名料などが含まれています。

この中でも葬儀によって価格が一番変動しやすいのが接待飲食費で、参加人数が増えればその分費用もかかることになります。全国の接待飲食費の平均は30万円となっているので、そのくらいを目安に考えておくとよいでしょう。

葬儀の形式別費用相場

葬儀社のプランによって費用が異なるのはもちろんですが、どういった形式の葬儀をおこなうかによってもその価格は異なります。それぞれの形式でかかる葬儀費用はどのくらいなのでしょうか。

基本的に故人との繋がりがあればどなたでも参加できる「一般葬」の相場は100～120万円程度、家族親戚を中心におこなう「家族葬」の相場は60～80万円程度、通夜式をおこなわない「一日葬」の相場は30～40万円程度、そして火葬のみをおこなう「直葬（火葬）」は10～30万円程度が相場となっています。

葬儀の費用を抑えるポイント

大切な人を見送る葬儀だからきちんとしたいという一方で、できるだけ費用を抑えたいと考える方も多いでしょう。そこで、葬儀の費用を抑えるポイントや方法についてご紹介します。

見積もりを取得する

まず、必ず複数社から見積もりを取得し、それを比較して最適なプランを選ぶことが大切です。葬儀社によってプランの内容や価格は異なるので、希望する内容を予算内で叶えてくれそうなところを探しましょう。ただし、比較検討する時間などがかかるので、急いでいる場合にはあまり向かない方法でもあります。

規模やプランの見直し

葬儀の規模を小さくしたり葬儀の内容を見直すことでも予算を抑えることができます。葬儀社からの見積もりの内訳を見て、不要なものをカットしたりグレードを下げられる部分を下げるなどの方法を試してみてください。

補助や扶助制度を利用

葬儀が終わった後に遺族が手続きすることによって、故人が加入していた保険や組合などから給付金を受け取れる制度を利用しましょう。故人が国民健康保険に加入していた場合なら、葬祭料として3～5万円程度の受け取りができ、健康保険に加入していた場合は埋葬料も支給されます。

これらは申告があって初めてもらえるもので、亡くなってから2年以内に申請する必要があるので、葬儀後すぐに手続きをすることをおすすめします。

保険に加入しておく

事前にできる準備としては、葬儀保険に加入しておくことです。各保険会社が葬儀費用に適用される葬儀保険を用意しており、月々数百円程度から積み立てられる少額保険であることや、高齢の方でも入りやすいのが特徴です。保険に加入しておくと、契約者が亡くなってから速やかに保険金が支払われるので葬儀費用をある程度賄うことができるでしょう。

先ほどの項目でも簡単に触れましたが、葬儀にはさまざまな形式があります。それぞれの形式にどのような特徴があるのか、またメリットやデメリットなどについても見ていきましょう。

一般葬

一般葬は古くからおこなわれてきた一般的にイメージしやすい葬儀の形式で、家族や親族のほかにも近隣住民や会社関係の方、友人など故人と関わりのある方が誰でも参加することができます。流れとしては通夜式、葬儀式、告別式、出棺、納めの式、精進上げの法要と、さまざまな儀式を経て故人を見送るのが特徴です。

故人が生前関わってきたさまざまな方と一緒に見送ることができるという大きなメリットがあり、遺族は多くの関係者に一度に感謝を伝えることが可能です。ただし、葬儀の形式の中でも比較的多くの方が参列するので、対応に気を遣わなければならず心が休まらないというデメリットもあります。

社葬・合同葬

会社の代表者などが亡くなった場合、また社員が殉職した場合などにに会社全体でおこなうのが社葬です。また、遺族と会社が共同でおこなう場合や、複数の会社が施主となる場合には合同葬と呼ばれます。

規模が大きく葬儀費用が高くなる傾向にある形式ですが、費用は損金として扱われ計上できるので企業にはメリットになり、また遺族にとっては相続財産から控除され相続税を軽減できるというメリットがあります。ただし、多くの方が参列するため遺族がゆっくりとお別れをする時間が取りにくいというデメリットもあり、事前に密葬をおこなうのが一般的です。

家族葬

高齢化や核家族化が進む近年で増加傾向にあるのが、家族や親族を中心に深く交流のあった方など故人と親しい人物のみでおこなわれる家族葬です。内容としては一般葬と変わらず、参列する人数が10～30人程度と少なくなった小さな式をイメージしてもらうとよいでしょう。

参列する方は家族もよく知る方ばかりなので、ゆっくりとお別れができ対応や準備に追われるということが少ないこと、費用を抑えられるというメリットがあります。その一方で、参列者を絞るのが困難であったり参列を希望する方を断らなければならなかったりという部分で、ストレスを感じることがあるでしょう。

密葬

家族葬と同じように、家族親戚や親しい人物のみでおこなう密葬ですが、周囲には亡くなったこと伏せておこなうという特徴があります。社葬や合同葬などの本葬を後日おこなうことを前提にしているので、密葬をおこなうのは本葬で多くの方が参加するような影響力のある人物と言えるでしょう。

小さな規模でゆっくりとお別れの時間を確保でき、本葬の際に心の余裕が生まれやすいなどのメリットがありますが、通常1回で住む葬儀を2回おこなわなければならないという部分で体力的にも精神的にも疲れを感じやすいデメリットがあります。

一日葬

通夜式をおこなわず、告別式と火葬を一日で済ませる一日葬は、基本的に参列者が少ない場合に適している形式です。通夜式の分時間を短縮しながら、葬儀としても必要なことはしっかりとおこなえるのが特徴です。

高齢の方がいる場合や遠方からの方がいる場合でも参列しやすく、一般葬に比べると費用や時間で負担を減らせるという特徴があります。ただし、通常の葬儀から通夜式を除くだけなので、そこまで準備に大きな差はありません。

直葬

通夜式や告別式をおこなわず火葬のみをおこなう直葬（火葬）は、親しい数名のみでおこなう形式で一般参列者を招かないのが特徴です。火葬のみなので、もちろん通夜式や葬儀・告別式はおこないません。

お呼びする方が少ない場合や費用を抑えたい場合に適しており、飲食や物品の準備も基本的には必要ありません。ただし、慌ただしく終えていくので、ゆっくりとお別れする時間をとりにくいというデメリットもあります。

初めて葬儀を準備する際は、わからないことが多く流れを把握していないため準備がスムーズに進まない場合があります。ここでは、準備から葬儀後まで一般葬の葬儀の流れについて細かくご紹介していきます。

葬儀の準備前

親族が病気を患っている場合や高齢の場合などは、葬儀の前の段階で準備が始まることが多いです。無くなる直前から葬儀の準備をするまでの流れについて見ていきましょう。

危篤

病院から危篤の連絡が合った場合、また自宅で危篤になった場合など、心の準備をしていたとは言え冷静さを失ってしまうこともあります。まずは落ち着いて家族や親戚、また本人が危篤になった場合に呼んでほしいと希望していた方などに連絡しましょう。

連絡は緊急のことなので夜中であっても問題ありません。できれば事前に連絡する方のリストを作成しておくとスムーズに進みます。

ご逝去

病院で亡くなられた場合は、死亡診断書をその場で発行してもらえますが、自宅で亡くなられた場合はすぐにかかりつけ医に連絡し、指示を仰ぎましょう。万が一かかりつけ医がいない場合は救急車を呼びますが、その場合医師の診断が終わるまではご遺体に触れないように注意が必要です。

葬儀社手配

病院で亡くなった場合は一度ご遺体を霊安室に移しますが、霊安室には長く安置できない場合が多いため、早めに安置所に搬送する必要があります。事前に葬儀社を決めておいたのであれば、できるだけすぐに連絡をして、搬送をお願いしましょう。

ご遺体安置

日本では法律で亡くなられた後24時間以内は火葬をしてはならないと決められているため、葬儀をおこなうまでの期間遺体を安置しておく必要があります。作業自体は葬儀社がおこなってくれますが、自宅の仏壇がある場所や、仏壇がない場合は広いスペースを確保できる場所で安置するので場所の用意だけしておきましょう。

葬式打ち合わせ

無事に安置を終えたら、続いて葬儀社と葬儀についての打ち合わせをします。どのような形式でおこなうのか、予算はどのくらいか、場所と日程はどうするのか、喪主は誰が担当するのかなど細かい部分まで決めていきます。

菩提寺のある場合は、連絡先を葬儀社に伝え、ない場合は葬儀社から宗教者を紹介してもらうことになります。

葬式準備

葬儀の内容が決まったら、葬儀までに死亡届の提出、家紋の準備、弔事の依頼などの準備をおこないます。葬儀についての準備は葬儀社にて担当してくれますが、家族でないとできない部分は多く、初めての場合は苦労することも多いでしょう。

葬儀までの運び

葬儀の準備を終えるとまもなく葬儀が始まります。通夜から葬式まで2日に分けておこないますが、その流れについても見ていきましょう。

納棺

納棺は古くから遺族がおこなってきましたが、最近では葬儀社がお手伝いしてくれます。葬儀前に故人の体をきれいに整えるための湯かんをしたら、着替えやお化粧などの身支度をして故人の愛用品など一緒に火葬したいものを棺へ詰めていきます。

お通夜

2日間の葬儀の1日目におこなわれる通夜は、親族などが線香やろうそくの火を絶やさずに故人と最後の夜を過ごす儀式でしたが、近年では弔問客が参加しやすいように18時ころからおこなわれることが多くなっています。

設営については葬儀社が担当してくれ、遺族は供物や供花、席次や線香の準備などをおこないます。そのほかに受付をしてくれる方との打ち合わせや挨拶もあります。

葬儀・告別式

葬儀の2日目は故人の冥福を祈り、故人と縁のある方が最後のお別れをする葬儀・告別式をおこないます。開始時刻の1時間ほど前から受付を開始し、僧侶の入場、開式の辞、読経・引導、焼香、僧侶退場、弔電、挨拶、閉式の辞、お別れという流れで進んでいきます。

火葬

葬儀が終わると火葬場へと移動します。ここでも僧侶が読経をして焼香をおこない柩を火葬炉の中に納めます。火葬には1時間程度の時間がかかるので、その間参列者は控室で待機しますが、この際僧侶や参列者をおもてなしするために、お茶屋お菓子を用意するのがマナーです。

火葬が終わったら地域のしきたりなどににそった順番でご遺骨を骨壷や骨箱に収骨します。

葬義後

葬儀後も少しだけ儀式が続きます。葬儀が終わり帰宅するまでの流れについて見ていきましょう。

初七日法要

初七日法要は、本来故人が亡くなってから7日目におこなう法要ですが、最近では火葬が終わってからすぐにおこなうのが主流となっています。故人が極楽に行けるよう、僧侶による読経で成仏を願います。

精神落し

初七日法要が終わると精進落しといって、葬儀でお世話になった宗教者や参列者に向けて料理を振る舞います。葬儀の準備で疲れている中ですが、精一杯感謝の気持ちをお伝えしながら過ごしましょう。

もし宗教者が参加できない場合は、お布施としてお配膳料をお包みするのが一般的です。

散会

精進落しの時間が終わったら、葬儀は散会となります。一般的には精進落しの終わるタイミングで喪主が挨拶をおこないます。通夜から告別式、初七日法要まで問題なく終えられたことに対して参列者に感謝の気持を伝えましょう。

帰宅

無事に葬儀を終えたら帰宅し、自宅に後飾り祭壇の設置をしてから遺骨、白木位牌、遺影を安置します。後飾り祭壇は四十九日の忌明けまで設置しておき、通夜や葬儀に参列できなかった方が弔問された場合はこの祭壇にお参りしていただきます。

最後に、葬儀をサポートしてくれる葬儀社選びについてまとめていきます。大切な人を後悔なく見送るためにも、葬儀社選びは慎重におこなうことが大切です。

葬儀費用が明確に提示されている

葬儀社とのトラブルで一番避けたいのが、費用についてです。決して安い金額ではない葬儀ですが、見積もりの内容がざっくりとしていることも珍しくありません。見積もりを取ったら、プランの中にどのようなものが含まれ、それぞれ金額はいくらなのかを確認して不明な費用がないようにしておきましょう。

また、疑問などがあれば見積もりを確認した時点で担当者に確認し、きちんと詳細を教えてくれない場合はその葬儀社を選ばないのが賢明です。また、他社と比較して安すぎる金額を提示してくる葬儀社の場合、後になって追加費用などを請求してくる場合があるので注意しましょう。

葬儀社スタッフの対応が丁寧で信頼できる

慣れないことで不安な中、丁寧な対応で信頼できる葬儀社を選ぶことは遺族のストレスを減らすためにも大切なことです。どのような式をおこないたいのかをきちんと聞いて、それに沿ったプランを提案してくれるか、遺族の気持ちに寄り添ってくれるかなどを見極めましょう。

葬儀の準備から当日まで、すべてを取り仕切ってくれるのは葬儀社のスタッフです。葬儀を滞りなく進めるためにも、そして故人を安心して見送るためにも参列者や遺族に対して細部まで心配りをしてくれる葬儀社を選びましょう。

契約を急がせない

きちんとした葬儀社であれば、契約を急かすような発言はしません。見積もりの段階で「すぐに契約すれば安くなる」など、考えさせる時間を与えずに決めさせるようなことを言われたら、その葬儀社はお断りしましょう。

こういった葬儀社の場合、説明が不十分だったり見積もりの内容が大雑把だったりと、遺族に対して不安になるような対応をすることがほとんどです。後々トラブルとならないためにも注意が必要です。

支払いの期日や方法に柔軟性がある

以前は葬儀終了後に現金で葬儀代を支払うのが一般的でしたが、最近では柔軟な対応をしてくれる葬儀社も増えています。葬儀前後はどうしても慌ただしいので、できれば支払いの期日に余裕のある葬儀社を選ぶことをおすすめします。

また、葬儀費用は決して安いものではないので、現金払いのほかにクレジットカード払いや葬儀ローンなど多様な支払い方法を用意してくれていると安心です。

初めて葬儀を準備する方、また突然のことで何をすれば良いのかわからない方は多いはずです。そんなときに遺族の気持ちを考えながら、丁寧に対応してくれ隅々までサポートしてくれる葬儀社ならきっと安心して故人を見送ることができるでしょう。

地域によって異なる風習やしきたりがある葬儀なので、地元の信頼できる葬儀社選びたいものです。後悔なく葬儀を終えるためにも、そしてトラブルを避けるためにも事前にリサーチしておき万が一に備えておきましょう。