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葬儀を行う際の髪型の基本マナーとは?男女別に詳しく解説!

公開日:2022/11/15  

突然葬儀に出向く機会が訪れることがあります。急なことなので喪服を用意したり、ほかの準備で頭がいっぱいになっていたりと、髪型のことまで考える余裕がないこともあると思います。大事にしたいのは亡くなった方を大切に偲ぶ気持ちですが、何が失礼にあたるのか分からないという方に向け、一般的なマナーを紹介します。

葬儀時の男性の髪型マナー

葬儀時における髪型のマナーの大前提として、亡くなった方に失礼のないように、男女問わず、すっきり清潔感のある髪型にすること、乱れないようにある程度セットしておくことなどが挙げられますが、ここでは男女に分け、もう少し細かなマナーをお伝えします。ちなみに子どもの髪型についてですが、親ほど神経質に気を使う必要はありません。男の子でしたら前髪や襟足を切ったりして、すっきりした印象であれば大丈夫ですし、女の子でしたら黒色のゴムなどを使ってすっきりまとめておくとよいかと思います。

まず男性の場合、髪型を整える際によく使用するのはワックスやスプレーではないかと思います。通常ツンツンに髪を立てたり、毛先に動きを出してセットをしたりしているような人は、華やかな印象となってしまうため、整髪料などを使って髪のボリュームを抑え、すっきりまとめるようにしましょう。また整髪料はテカテカ艶が出すぎるものはやめ、できるだけマットなワックスなどを使うことをおすすめします。香りが強いものも避けたほうが賢明です。

前髪が長い人はオールバックにするか、どちらかに固めてセットし、お辞儀するたびに髪が顔にかからないようにしましょう。またひげについては、トレードマークとなっている場合は無理に変える必要はありませんが、無精ひげなどは剃るようにしましょう。

葬儀時の女性の髪型マナー

女性の場合は、髪の長さによって注意したい点が異なるので、それぞれに分けてお伝えします。

ショートヘアの場合

ショートの場合は、できるだけ動きを出さないようにし、すっきりまとめるようにしましょう。前髪などが落ちてきてしまう場合には、黒ピンやワックスで固めて落ちてこないようにします。またファッションウィッグなどは華やかな印象を与えがちなので避けたほうが無難です。

ミディアム&ロングヘアの場合

ミディアムやロングヘアの場合、黒ゴムを使ってシンプルに1つにまとめるのが一般的です。ミディアムでまだ結べるほど長くないという場合には、ハーフアップ髪を上半分だけアップにする髪型のこと)にする人も多いですが、こちらは華やかな印象になりがちなのでできるだけ避け、整髪料などを使って乱れないようにセットしておきましょう。

髪を結ぶ時の位置については、昔から「耳より上は慶事、下は弔事」といわれているため、耳より下のうなじ辺りで黒ゴムを使って結びましょう。おくれ毛はや三つ編みはカジュアルな印象を与え、編み込みは華やかでおしゃれな印象を与えがちなので避けたほうが無難です。

またふわふわのパーマをかけている人は露出を抑えるため、1つにまとめましょう。かなり髪の長い人はよりすっきり見せることと、ネックレスが引っかかる可能性を避けるため、シニヨンやお団子にまとめるのがおすすめです。また男性のところでも触れましたが、前髪で目元が隠れない用にすることと、ヘアスプレーなどの香りなどにも気をつけましょう。

葬儀時の髪色に関するマナー

突然の参列なので無理をして変える必要はありませんが、派手な髪色が心配だという人は、簡易的なヘアカラースプレーを使用するという手もあります。髪が乾いた状態でかけられるスプレーもあるうえ、シャンプーで落ちるタイプのものもあるので検討してみてください。

葬儀時のヘアアクセサリーのマナー

ヘアアクセサリーは一般的には華やかに見せる物が多いのでできるだけ使わず、もし使用するのであれば黒のマット系のものを使うのがおすすめです。以前はリボンやシュシュはNGだといわれていましたが、今はそれほど厳しくなく、黒の無地のものであれば問題はありません。ただ簡単にまとめ髪を作れる「夜会巻き」などのコームは華やかな印象となるので避けたほうがよさそうです。

前髪をすっきり抑えられるカチューシャは装飾が入っているものはできるだけ控え、黒の無地のものを使えば問題ありません。

まとめ

今回の記事では昔から一般的に伝えられているマナーを中心にお伝えしました。ただ現代は昔と違い、多様性を推奨する時代へと変化を遂げています。そのため、昔のしきたりが必ずしもいいとは言い切れなくなってきているうえ、今後も変化していくであろうと思われます。大事なことは、どんな時代になろうとも、葬儀に参列するということは自分がおしゃれをすることではなく、亡くなった方への気持ちを大切に、その誠意が伝わるような姿勢で向かうことが大事だということです。ご紹介した一般常識を知ったうえで、自分なりの基準をもっておくことも大切なことかもしれません。

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