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創価学会の友人葬とは?特徴や葬儀の流れを徹底解説!

公開日:2023/12/15  最終更新日:2023/07/20

創価学会 友人葬

日本では仏式の葬儀を行うことが多く、参列した経験がある方が多いでしょう。しかし葬儀の方法やマナーはキリスト教や神道、そのほかの宗教など個人がどんなものを信仰していたかによって異なります。今回は創価学会で行っている友人葬について解説します。一般的な葬儀と異なるポイントはどんな点があるのか確認しておきましょう。

創価学会の友人葬とは

どのような葬儀なのでしょうか?参列する前に仏式の葬儀との違いや意味合いをある程度知っておきましょう。

友人葬とは?

新型コロナウイルスの影響もあり、近年は家族や親しい友人のみで行う家族葬がポピュラーになってきました。創価学会では、1991年ごろから友人葬がスタートしました。

参列者がまごころを込めて、故人への冥福を祈ることで供養になるという考え方の葬儀となっており、一般の参加者もとくに身構える必要はありません。友人葬という名称ですが、親しい友人が葬儀を行うのではなく、創価学会の学会員がメインとなって葬儀を執り行います。

仏式の葬儀との違いは?

多くの方が参列したことがあるポピュラーな葬儀とはどういった違いがあるのでしょうか?まず大きな違いが、僧侶を呼ばないということです。

創価学会では、僧侶を呼ぶのは江戸時代になってから普及したものであるため、仏教の本義とは異なるという捉え方をしてきました。そのため友人葬は学会員が、導師を務めます。また戒名や香典もありません。友人葬儀ではしきみ祭壇や白い生花を使った祭壇を使用するのが一般的です。

創価学会の友人葬の流れ

式の流れについて解説します。事前に流れを知っておくことで、落ち着いて葬儀に参列できるでしょう。

当日の流れ

・開式の辞

まずは司会者が葬儀スタートの案内を行います。

・読経、唱題

導師を中心にして行います。法華経の経文を読誦し、南無妙法蓮華経の題目を唱えます。

・焼香

焼香の順番は、参列者の最後になります。回数が3回、額まで上げるのが作法となっています。係からの案内がある場合が多いので、作法を忘れてしまったら案内をしっかり聞きましょう。

・御祈念文・題目三唱

焼香がおわったタイミングで、唱題終了の合図として導師が鈴を打ちます。その後に追善供養がはじまり、祈念がおわったら参列者全員で題目を三唱します。

・弔慰文・弔電紹介、導師あいさつ

参列できなかった方の弔慰文・弔電の紹介があります。導師の挨拶も行われます。

・謝辞

喪主、または親族の代表からの謝辞があります。

・題目三唱

参列者全員で行います。

・閉式の辞

司会者より終了の案内があります。

お別れと出棺

唱題しながらしきみを棺に納めるのが、お別れの儀式です。近親者が棺を霊柩車に運んだあと、喪主の挨拶があり葬儀が終了となります。

法要の流れ

仏式の一周忌や三回忌といった基本的には法要は行いません。しかし故人を偲びたいという方のためにお盆やお彼岸に法要を行う場合があります。もし故人を偲びたい場合は、お盆やお彼岸に法要を行うのか確認するのがよいでしょう。

友人葬で守るべきマナー

葬儀で守るべきマナーについて解説します。参列前に確認しておきましょう。

香典は必要ない

友人葬では香典は必要ありません。一般的な葬儀とは違うため、事前に香典辞退の連絡がきていれば遺族の意向を尊重し、持っていかないようにしましょう。

香典辞退の連絡が事前にきておらず、故人にお世話になったから香典をどうして持参したいという場合は、香典を持っていっても問題はありませんが、会場で受け取りを辞退される場合もあります。

そういった場合は無理やり香典を渡さず、持ち帰るようにするのがマナーとなっています。また僧侶を呼ばず学会員の導師が葬儀を取り仕切りますが、導師に対しての謝礼も必要ないとされています。

数珠を持っていれば持っていく

友人葬では学会員は、独自の念珠を持ち込みます。一般の参列者の場合、持っていれば一般的な数珠を持っていけば問題ありません。

また持っていなくても問題ありません。学会員の方々が皆念珠を持っているからといって、当日あせる必要はないでしょう。

服装は喪服でよい

友人葬に参列する場合の服装は、一般的な喪服で構いません。一般的な葬儀に参加する際のマナーを守っていれば、失礼にはあたらないでしょう。

焼香の作法について確認しておく

焼香は何となく行っている方もいますが、実は宗派によって回数が決まっています。

友人葬の場合、焼香は額まで上げて、3回繰り返すのが作法となっています。当日になって、きょろきょろ周囲を見回さなくてすむよう事前に頭に入れておきましょう。

まとめ

多くの方が一般的な仏式の葬儀への参列は経験があるとおもいます。しかし世界には多種多様な宗教、宗派があるので、参列したことがないタイプの葬儀に参列する場合は流れやマナーを確認しておくことで当日故人へのお別れに集中できるでしょう。創価学会の行う友人葬は僧侶を呼ばない、香典、戒名がないといった特徴があります。一般的な仏式の葬儀と大きく異なる点はありませんが、焼香の作法はチェックしておきましょう。また基本的には香典が不要になっているところが異なる点となっています。香典を持っていく方もいますが、断られたら持ち帰るのがスマートなマナーといえるでしょう。

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