葬儀社との間でよくあるトラブルとその防止方法について解説!
不幸が起きた際、冷静に葬儀社をえらぶことは、とても難しいでしょう。三重県は、葬儀の風習が多々あります。火葬のタイミングや、食事のふるまいなど。県内地域ごとにまったく違うので、親身に相談できる葬儀社が必要です。しかし、残念ながら葬儀社とのトラブルが発生することもあります。ここでは、よくある葬儀社とのトラブルを解説します。
葬儀社との間でよくあるトラブル
葬儀社とのやりとりで、想定外のことがおきる場合があります。よくあるトラブルを解説するので、注意しましょう。
高額料金を請求・見積もりなし
喪主になると、いそがしく、知っている葬儀社へすぐに申し込むことが多いでしょう。また、基本料金のサービスがどこまで対応できるかを把握せず、葬儀社にすべて任せてしまうかたもいます。オプションサービスが非常に多いので、あとから想定以上の高額請求をされがちです。また、見積書を提示しない葬儀社もあるので、何にいくらかかったかも把握できません。葬儀社へ丸投げにすると、不要な費用がかかる可能性があります。
契約内容の理解のあまさ
葬儀社と、生前契約をして、いざというときに対応をスムーズにするかたも増えています。しかし、内容を勘違いし、トラブルに発展することもあります。解約が必要になったときに、解約金が発生することや、プランを途中で変更できないことなどを見落としがちです。また、プランを変更したい場合は、一度解約処理と解約金を払ったうえですすめることもあります。きちんと契約内容を把握していないことで、葬儀をしていないのにもかかわらず高額な料金が発生することもあります。
契約内容と違うサービス
契約したプランどおりの内容を、提供されない場合があります。当日不満があれば、すぐに担当者に伝えて対応してもらうべきでしょう。しかし、実際は忙しく、気持ちの落ち込みから、それどころではなくなる可能性もあります。葬儀が終わったあとに金額に納得がいかず、心残りになるでしょう。
葬儀社とのトラブルを防止するためには?
日常で葬儀社を利用する機会は少ないので、だれしも不慣れでしょう。ここでは、利用にあたって気を付けるべき点を解説します。
料金の詳細を把握する
葬儀社に、すべて任せるのではなく、きちんと要望をだしましょう。そして、見積もりを確認することが重要です。どこに追加料金が発生するか、必要なサービスはなにか、冷静に考えなければなりません。また、見積もりの段階で、ほか社との比較をすることも必要です。一番要望に寄りそってもらえる、葬儀社を探しましょう。
生前契約の注意点
生前契約をする場合は、相談する段階でわからないことや不安に思うことはすべて解消しておくべきでしょう。ある程度高額な契約になるので、慎重に行うことが重要です。見積書を出してもらい、ゆっくり希望を考えます。また、将来気持ちがかわることも想定しなければなりません。葬儀のスタイルを変更したくなったり、引っ越しが必要になり利用がむずかしくなったりすることもあります。
もしものときに、プラン変更や解約が可能か、解約金が発生するかは、かならず確認しましょう。また、契約後は家族や親せきに、内容共有をすることが大切です。いざというとき、だれも知らない場合、家族が違う葬儀社へ依頼してしまう可能性があります。解約金が発生すると、とても大変なので気を付けましょう。
相場の知識をつけておく
三重県の葬儀の相場は、100万円前後です。故人の知り合いが参列できる規模感の葬儀ができます。相場を把握することで、金額とサービスに納得がいく葬儀社をさがすことが可能です。葬儀社から、いわれるがまま、無駄な料金を払うことのないようにしましょう。
万が一、トラブルが起きてしまった際の対処法
トラブルが起きた場合は、泣き寝入りをせず、きちんと行動をおこしましょう。
葬儀社にクレームをいれる
納得がいかない点、不快な点は、葬儀社に連絡をしましょう。良心的な葬儀社であれば、はなしを聴く姿勢になるでしょう。もし、金額面でのトラブルであれば、納得がいかない理由を冷静につたえます。たとえば「要望していないサービスの請求があった」「見積もり時よりも高くなっている」「不手際があったので高額支払うことができない」など。感情的にならずに、対応をもとめることがポイントです。葬儀社も、悪徳な会社でないかぎり、謝罪や対応をするでしょう。
専門機関へ相談
なかには、悪徳な葬儀社もあり、トラブルに対応しない場合もあります。金銭面のトラブルであれば、法律事務所や消費者センターなどに相談しましょう。無料で相談できる場所もあるので、利用すると安心です。また、かならず金銭を支払うまえに、相談をしましょう。簡単に支払ってしまい、取り返せない事態になることも想定すべきです。
まとめ
哀しみの中、葬儀をスムーズに進行することは、誰しも難しいことでしょう。通常であれば、冷静に考えることができても、いざとなると感情にあふれ、トラブルに巻き込まれかねません。日頃から、知識をつけておくことで、故人・遺族ともに最善の葬儀を行うことが可能です。心身健康なうちに、たくさんの葬儀社についてリサーチをしましょう。こころから寄りそってくれる、葬儀社がみつかるはずです。