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火葬式とはどういう葬儀?特徴や流れを詳しく解説!

公開日:2023/10/15  最終更新日:2023/07/20

火葬式

葬式にもいろいろなものがありますが、多くの方が出席したことがあるのが通夜、告別式、火葬を行う葬式ではないでしょうか。近年新型コロナウイルス感染症の登場にともなって家族で葬儀を行う家族葬も増えてきました。そのほかに1日で葬儀と火葬を行う1日葬、火葬のみを行う火葬式などがあります。今回は火葬式について解説します。

火葬式とはどういう葬儀?

葬儀は通夜、告別式、火葬を行う一般葬と少人数で行う家族葬の合計が9割を占めています。

1日葬と火葬式は、葬儀の割合としては1割に満たないので出席したことがない方も多いのではないでしょうか。火葬式がどのようなことを行うのか解説します。

火葬式とは?

火葬式は通夜、葬儀、告別式などを行わず、火葬のみ行うもので、直葬とも呼ばれることもあります。故人は納棺された後、火葬場に移動され火葬されるシンプルな葬儀です。通夜や葬儀がないため祭壇をつくらず参列者も少人数の場合が多いでしょう。

火葬式の特徴

火葬式はもともと、大々的に葬式をしたくないという故人や喪主、家族の希望があった場合や、金銭的に大々的な葬式を行うのが難しいといった方向けに、ひっそり行われていた葬儀プランでした。

しかし近年は、インターネットで葬儀について情報を集められるようになり、火葬式も葬儀のプランのひとつとして取り扱われるようになってきています。

昔の火葬式はひっそり行うものでしたが、近年は納棺の際に花を棺に入れて故人を惜しむ時間をつくるプランや火葬場で読経をするなど、プランも多様化しています。

一般葬や家族葬のようにポピュラーではないので、葬儀社によってプランや価格が大きく異なることがあります。火葬式の内容を確認の上依頼するようにしましょう。

火葬式と家族式の違い

近年よく聞くようになった家族葬とは、どういった違いがあるのでしょうか?違いをしっかり理解した上でどういった葬儀を行うべきか考えましょう。

家族葬とは?

家族葬は、家族や親しい友人などで行う葬儀のことです。

家族葬という言い方をしますが、家族のみの出席に限定しているわけでなく、参列者は故人、遺族の希望で自由となっています。一般葬と同じように1日目に通夜、2日目に告別式といった流れになっています。

家族葬と火葬式の違いは?

火葬式は、家族葬と違って通夜や告別式がなく1日でおわる、火葬のみのシンプルな葬儀です。お別れの時間は火葬場で取るため、参列者は家族葬と同様家族や親しい友人などに限定されることが多くなっています。

家族葬は一般葬と流れは変わりませんが、家族や親類のみ、また親しい友人までなど少人数での葬儀になります。

火葬式のメリット・デメリット

葬儀の割合としては少数派の火葬式ですが、どのようなメリットとデメリットがあるのか解説します。

葬儀は故人や喪主以外の意見も関係してくるので、どういった葬儀を行うのがベストなのかどうか考えましょう。

火葬式のメリット

・費用が安くすむ

火葬式の大きなメリットが葬儀にかかる費用が安くすむことです。通夜や告別式を行うと斎場の使用料、通夜ぶるまいの飲食代、香典返しといったさまざまな費用がかかります。近年一般的な葬儀も費用が下がってきていますが、120万円ほどかかります。

一方火葬式の場合は、45万円程度とかなり費用が節約できるでしょう。読経を頼みたい、セレモニーを入れたいなどといった場合は、もう少し費用がかかる場合もあるので見積もり内容を確認しましょう。

・短時間ですむ

故人が高齢だった場合、参列者も高齢者が多くなります。短時間で葬儀をおわらせることにより心身への負担を軽減できるでしょう。遺族にとっても準備することが少なく、短時間でおわる火葬式は負担が少なくすみます。

・準備が少なくてすむ

最低限の人数で行うため、受付係を頼んだり参列者への挨拶をしたりする忙しさがないでしょう。香典返しや近所の方への挨拶なども少なくすむため、故人を偲ぶことができるでしょう。

火葬式のデメリット

・お別れの時間が少ない

一般的な葬儀は通夜、告別式、火葬などを行うことでしっかり故人と別れる時間があります。

火葬式の場合は、火葬場でお別れをすることになるのでお別れの時間が少なく、後から後悔してしまう、心の整理ができなかったといった心境に陥ってしまう可能性もあります。

・周囲からクレームをもらう可能性がある

通夜や告別式を行わないと、親族から反対を受けることもあるでしょう。火葬式を行うと決めたら親戚関係が悪くならないよう、なぜ火葬式にするかしっかり説明が必要です。

また参列希望者がなぜ自分は参列できないのかと、不満や悲しく思うこともあるので、参列希望者にも配慮するべきです。失礼にならないよう、後から弔問の機会をつくるなどするのがよいでしょう。

まとめ

新型コロナウイルスの影響により、葬儀は少人数で行う割合が増えてきました。一般葬、家族葬が葬儀の割合としては大部分を占めていますが、火葬式という方法もあります。一番のメリットは費用が安くすむところですが、準備も葬儀の時間も少ないため、高齢の参列者や、遺族の心身に負担がかかりにくいというメリットもあります。一般的な葬式は、故人との時間をしっかりつくることで、故人への気持ちを整理するという面もあるので、火葬式にする場合は家族や親族から不満がないかどうか確認する必要があるでしょう。参列できなかった方に対してもどのように対応するか考える必要もあるので、ある程度計画を立てておきましょう。

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