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家族葬とはどのようなもの?メリット・デメリットを理解しよう!

公開日:2021/08/15  

いろいろなお葬式の形がありますが、近年都心を中心に増えているのが家族葬です。とくにコロナウィルスの影響で、大人数で集まることが難しいこともあり家族葬が選ばれているようです。ここでは、家族葬とはどのようなものなのか、メリットやデメリットをまとめています。

家族葬とは?

家族葬は、実は決められた定義がありません。ただ、一般的には身内と親族が集まる少人数のお葬式とされています。家族葬が広まったのは20年ほど前からで、日本人の平均寿命が延びていることも家族葬が増えている理由とされています。故人の生前のお付き合いが高齢化によって減っていくことで、一般葬を行うまで参列者がいないということでしょう。

また、親族同士やご近所とのお付き合いも近年減っている傾向から、家族葬が増えているともいわれています。家族葬の場合、一般葬と違いおもてなしや気遣いも少なくて済むので、遺族側の負担も軽減されます。

家族葬で呼ぶ親族はどこまで?

家族葬は、身内と親族が集まるとされていますが、ここで親族はどこまで呼ぶべきなのか悩む人も多いでしょう。家族葬では、親族を呼ばないスタイルもあります。家族のみの参列であれば、基本的に同居している家族や直系の子どもが対象となり、全体でも10名以内で行われることが多いです。

家族と一部親族を呼ぶ場合は、血縁関係が濃い親族の参列をはじめ、交友が深い親族に参列してもらいます。この場合の親族は、12親等が目安で人数は15名から25名くらいで行われます。親族全員に参列してもらう場合は、35親等までが参列範囲内といえます。親族すべてといっても、接点がない場合もありますので、接点がある親族という意味合いで捉えてください。

声をかけるかどうか悩む親族がいる場合、できれば声をかけるだけはしておいたほうが後々揉めずに済みます。よくあるのが、「○○は呼ばれたのにこちらは呼ばれていない」というような話です。できるだけ親族間のトラブルは避けたいところですね。

家族葬を行うメリット・デメリット

家族葬を行うメリット・デメリットについてまとめておきます。

メリット

家族葬は、式場が小さくて済むので、費用を抑えて行うことができます。葬儀の見積でも、実際の金額と差が出にくいので、費用が明確にわかりやすいです。参列者に対して気を遣う必要がないので、精神的にも楽という点もメリットでしょう。

そして、故人とのお別れの時間もしっかりと取ることができるので、最期の時間を大切にできます。一般葬にする場合、バタバタしてしまうので、なかなか時間が取れないのです。ゆっくり故人と向き合いたいなら、家族葬のほうがよいかもしれません。

デメリット

家族葬のデメリットは、参列したいのにできないという不満を抱えてしまう人がいるかもしれないということです。故人と生前に親しくされていた方がいる場合、そのように感じてしまうかもしれません。最期のお別れがしたかったのにできなかった・・・という声はよく聞きます。

これを納得してもらう方法として「故人の遺志で家族葬にする」ということを伝えるのがよいです。また、事前に家族葬になってしまうことを、丁寧に説明しておくことも忘れずに行ってください。もし、近隣で一般葬を行う風習がある場合は、葬儀前に自治会長さんにも報告しておくほうが安心です。

一般葬よりも費用が高くなるケースも?

家族葬は、一般葬よりも費用を抑えることができるといわれていますが、実は費用が高くなってしまう可能性もあります。それは、一般葬のように御香典を受け取ることができないからです。御香典収入を葬儀費用にあてることは多いので、それがない家族葬は、実質の負担額が大きいということはあるでしょう。

ただし、費用に関しては葬儀社に相談することで、プランを考えてもらえるので、話し合いしてみてください。なお、家族葬の費用の目安は60万円から110万円です。

家族葬の流れを確認しよう!

家族葬はどのような流れで行われるのでしょうか。地域や宗派によっても異なるので、事前に確認してください。ここでは仏教の一般的な家族葬で流れを確認します。

■家族葬の打ち合わせ
医師から死亡診断書を受けたら、早めに葬儀社に連絡します。そして葬儀社に故人の搬送と安置をしてもらいましょう。線香を手向けてから家族葬の打ち合わせを行います。死亡届の提出や火葬場の手続きなどは葬儀社が代行してくれます。

■通夜
湯灌を行い、故人を柩へ納めてから通夜が行われます。寺院による読経をした後に家族と親族が焼香をします。その後、通夜振る舞いが行われる場合もあります。

■葬儀と告別式
寺院による読経をした後に家族と親族が焼香をします。それから故人と最期のお別れの時間となり、棺に花を納めたり、故人が生前好きだったものなどが納められたりします。柩の蓋を閉じて出棺となります。

■火葬と収骨
火葬が行われた後、収骨、骨上げを行います。

■初七日法要
収骨、骨上げ後、同日に初七日法要と精進落としが行われます。

 

家族葬とはどのようなものなのか、メリットやデメリット、流れをご紹介しました。三重の葬儀社では、家族葬の相談も受けています。家族葬を検討される際は、相談してみてください。

迷った方にはこの葬儀社がおすすめ!

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斎奉閣(さいほうかく)の画像 引用元:https://saihokaku.jp/

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