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副葬品とは?選び方のポイントと注意点を解説

公開日:2025/05/15  

葬儀

 

副葬品とは、故人の遺体とともに埋葬される品々を指します。古代から現代まで、宗教的信念や故人の思い出を象徴する大切な品として選ばれてきました。しかし、副葬品の選び方にはさまざまなポイントや注意点があります。そこで本記事では、副葬品の意味や歴史を踏まえながら、選び方のポイントと注意すべき点について解説します。

副葬品とは何か?その意味と役割

副葬品とは、故人の遺体とともに棺に納められる品々を指し、古くから続く葬儀文化の一部です。

その歴史は非常に古く、古代エジプトのピラミッドや日本の古墳など、各地の遺跡からも副葬品が見つかっています。これらの品は、故人が生前に大切にしていたものや、その人の人生を象徴するものとして選ばれることが多く、死後の世界への旅路をともにする役割を担ってきました。

現代でも、副葬品は故人への敬意や思いを形にする方法として重要視されています。たとえば、故人が愛用していた趣味の道具、思い出の写真などが副葬品として選ばれることが多いです。

なお、火葬が一般的な日本では、副葬品を選ぶ際に考慮すべき点がいくつかありますが、基本的には、故人との絆や思い出を大切にすることが何よりも重視されます。長い歴史のなかで受け継がれてきた副葬品の文化は、現代でもなお、故人を送り出す大切な役割を果たし続けているのです。

副葬品に適したものの選び方

副葬品は、故人との思い出を形にし、最後の別れに寄り添う大切なものです。

選び方には、故人の個性や生前の希望を尊重してあげましょう。ここでは、副葬品に適したものとしてよく選ばれる例を紹介します。

故人の好きな花

まず、故人の好きな花は、副葬品として人気です。美しい花は、故人への敬意や感謝を象徴するとともに、華やかさを添えるため、多くの葬儀で選ばれています。

たとえば、バラやユリ、カーネーションなど、故人が好んでいた花を一輪でも棺に入れることで、心のこもった送り出しとなるでしょう。

お気に入りの服や思い出の品

次に、お気に入りの服や思い出の品も副葬品としてよく選ばれます。

故人が日常的に愛用していた服や特別な場面で着た衣服は、その人らしさを表現するものです。これを副葬品として納めることで、故人の個性や生活の一部が葬送に反映されます。とくに思い出深い服を選ぶと、家族にとっても思い出を共有する機会となるでしょう。

手紙や写真

さらに、手紙や写真も副葬品に適しています。

家族や友人が書いた手紙は、直接伝えられなかった思いを故人に届ける手段として選ばれます。また、故人が大切にしていた写真や家族との思い出が詰まった写真を副葬品にすることで、その瞬間が永遠に記憶として刻まれるような感覚が得られるはずです。

故人自身が生前に希望していた品

最後に、故人自身が生前に希望していた品を選ぶことも大切です。

遺言や生前の会話を通じて、何を望んでいたかを把握していれば、その希望を叶えることが、故人への最大の敬意となるでしょう。故人の意思や個性を尊重して副葬品を選ぶことが、心温まる送り出しの一助となります。

副葬品として避けるべきものとは

副葬品は故人との別れを彩る重要な要素ですが、選ぶ際には注意が必要な点があります。

とくに火葬が一般的な日本では、燃えにくいものや火葬炉に影響を与えるものは避けなければなりません。適切な選択をするために、棺に入れるべきではないものを知っておくことが大切です。

食べ物や飲み物

水分を多く含む果物や、缶や瓶入りの飲料は火葬時に燃え残る可能性が高く、火葬に適していません。

燃え残ったものが火葬炉を傷つける原因になることもあるため、これらはNGとされる場合が多いです。

医療機器

たとえば、ペースメーカーを装着していた故人の場合、そのまま火葬すると爆発の危険があります。

事前に葬儀社や火葬場に申し出て、適切な処置を求められた際は対応が必要です。これを怠ると重大な事故につながる可能性があるため、確実に確認を行ってください。

大きなもの

大きなものも避けた方がよい副葬品です。

大きなぬいぐるみや布団などは、燃え切らずに大量の灰を残す場合があります。たとえ燃えやすい素材であっても、火葬炉の容量を超える可能性があるため、葬儀社や火葬場に確認を取るのが無難です。

厚みのある書籍

厚みのある書籍も注意が必要です。

とくにページ数が多い本や大きなアルバムは、燃え切るまでに時間がかかり、大量の灰を発生させる恐れがあります。そのため、必要であればページを切り離して一部だけにするか、小型の書籍を選ぶとよいでしょう。

まとめ

副葬品は、故人への敬意や思いを込めた大切な品々であり、その選び方には慎重な配慮が必要です。故人が生前に愛用していたものや思い出の品を副葬品として納めることで、最後の別れをより深い意味のあるものにできます。しかし、選び方には注意も必要です。食べ物や飲み物、医療機器、大きなものや厚い書籍などは、火葬時に燃え残ったり事故を引き起こしたりする危険があるため避けましょう。適切な副葬品を選ぶことで、故人を送る際の心の安らぎを感じられ、遺族にとっても大切な儀式となります。故人の最後の旅路を飾る副葬品を選ぶ際は、慎重かつ心温まる選択を心がけましょう。

 

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斎奉閣(さいほうかく)の画像 引用元:https://saihokaku.jp/
           

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