赤ちゃんをお葬式に連れて参列する際のマナー・持ち物
突然のお葬式。小さい赤ちゃんがいる人の場合、どのように参列したらよいのか迷いますよね。この記事では、赤ちゃんを連れてお葬式に参列する際のマナーや持ち物、服装を詳しく解説します。
赤ちゃん連れでお葬式に参列する際のマナー
ここで、赤ちゃん連れでお葬式に参列する際のマナーを紹介します。1つ目は、途中で席を離れても非常識ではないことです。参列する際には、「最初から最後まで席にいなくてはいけない」ということはありません。
時には、赤ちゃんの泣き声が気になるということもあるでしょう。赤ちゃんが泣き止まず、静寂な会場に泣き声が響き渡ると気まずく感じる人も多いのではないでしょうか。そのような時には、一度会場を出て赤ちゃんをあやしてください。
前もって、出入り口付近の座席を取っておくならば、出入りしやすいでしょう。赤ちゃんを連れて、ずっと会場に留まるのが難しいと感じる人は、焼香だけをさせてもらうという方法もあります。
2つ目は、授乳室やロビーが使用できるか聞いておくことです。葬儀には、長い時間がかかります。そのため、授乳やおむつ替えのためのスペース確保は大切だといえるでしょう。受付スタッフや葬儀場スタッフなどに、授乳室やロビーを使用できるか確認してみてください。
3つ目は、火葬場への同行は無理のないようにすることです。赤ちゃん連れで、骨上げまでの過程に参列するとなると、かなりの体力が奪われることでしょう。長丁場になるので、無理に同行する必要はありません。もしも、途中で抜けることを考えているなら、自家用車を確保するなどして移動手段を考えておきましょう。
赤ちゃん連れでお葬式に参列する際の持ち物
赤ちゃん連れでお葬式に参列する際には、どのような物を持っていけばよいでしょうか。1つ目は、オムツ類です。紙オムツやおしり拭きなどは、多く持っていくようにしましょう。ゴミ袋やアルコール消毒なども欠かせません。
また、オムツ替えの台がない場合のことも考えておきましょう。オムツ替え用の防水シートを持っていくようにするなら安心です。
2つ目は、ミルクやベビーフードです。お腹がすいたら赤ちゃんは機嫌が悪くなって泣き出します。粉ミルクやお湯などを用意しておくなら、すぐにミルクを飲ませることができるでしょう。
また、離乳食が始まっているのであれば、ベビーフードも忘れずに持っていくようにしてください。そのまま食べられる瓶タイプがあるならとても便利。赤ちゃん用のおやつもあると安心です。
3つ目は、タオルやおくるみです。葬式会場は、大勢の人が集まるため、冷房が強めに設定されていることが多いでしょう。小さい赤ちゃんにとっては寒すぎることもあるので、タオルやおくるみを持っていき温度調整するようにしてください。他にも、控室で待機する際にマットとして使用することや、お昼寝した際にブランケットとして使うこともできます。
4つ目は、赤ちゃんの着替えです。授乳中やオムツ替えの際、服が汚れてしまうことも考えられます。洋服だけでなく、肌着の着替えもしっかり用意しておきましょう。
5つ目は、おもちゃです。赤ちゃんの気を紛らわすことのできるおもちゃは、必須アイテム。長時間、赤ちゃんが静かな場所でおとなしくしておくことは難しいですが、お気に入りのおもちゃがあるなら少しは違うでしょう。
しかし、大きな音が出るようなおもちゃは、周囲に迷惑がかかるので避けてください。ぬいぐるみや布絵本など、静かに楽しめるものを持っていくようにしましょう。
赤ちゃん連れでお葬式に参列する際の服装
まず、母親の服装ですが、できれば純喪服がよいでしょう。純喪服が難しい場合には、略式喪服でも大丈夫です。授乳期の母親であるなら、授乳しやすい服を選ぶようにしましょう。前開きのブラウスは授乳しやすくおすすめです。授乳ケープなども用意しておくと、安心ですよ。服や靴、バックのカラーは黒でまとめてください。
次に、赤ちゃんの服装については、大人のようには気にする必要はありません。カラーに関しては、「黒でまとめないといけない」といったルールはありませんが、派手な色やキャラクターもの、フリルなどは避けた方が無難でしょう。
できれば黒・白・グレーなどモノトーンカラーで、会場の雰囲気に合わせたものを選びましょう。靴下や靴も服に合わせてモノトーンの物をチョイスしてください。
赤ちゃん連れでお葬式に参列する際、気になるマナー。参列する際には、「最初から最後まで席にいなくてはいけない」ということはありません。そのため、赤ちゃんが泣くときには、一度会場を出ることもできるのです。
葬式に参列する際は、紙オムツやおしり拭きのほかにも、おもちゃやベビーフードなど持って行くなら安心です。お葬式は長時間かかるもの。葬式に参列する際は、赤ちゃんに必要なものをしっかり用意しておきましょう。
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引用元:https://saihokaku.jp/
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