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いまさら聞けない!お焼香の流れとマナーを解説

公開日:2024/10/15  

焼香の流れ

「久しぶりに葬儀に参列することになったけれど、お焼香の手順を忘れてしまった」とお困りではありませんか。大人になると、他人にお焼香の流れやマナーを聞きにくいものです。そこで本記事では、お焼香の流れ、お焼香の形式の種類、気をつけるべきマナーを詳しく解説します。本記事を参考にしながら、故人に敬意を示せるようにしましょう。

お焼香の流れを宗派ごとに紹介

お焼香は日本の仏教の儀式であり、宗派によってやり方には細かな違いがあります。失礼に当たらないよう、故人の宗派を正しく把握し、それぞれのやり方を実践しましょう。

真言宗

真言宗では、抹香を額の高さに掲げてお詣りし、その後に3回焼香をします。この行為は、清浄な気持ちで仏に供える意味があります。

浄土宗

浄土宗では、抹香を額の高さに掲げてお詣りし、1回から3回の範囲で焼香をします。個々の信者が心境や状況に応じて回数を調整できる柔軟性をもたせています。

浄土真宗

浄土真宗では、本願寺派(西)では抹香を額にお詣りせず、そのまま1回焼香します。一方、大谷派(東)では同様に抹香を額にお詣りせず、2回焼香をします。両者のお焼香の流れが違うのは、宗派の歴史や教義にもとづいた異なる伝統が反映された結果です

日蓮宗・臨済宗・曹洞宗

日蓮宗では、抹香を額の高さに掲げてお詣りし、1回から3回の間で焼香をします。臨済宗と曹洞宗では、1回目は抹香を額の高さに掲げてお詣りし、2回目はそのままの状態で焼香をします。これは禅宗特有の簡潔さと直感性を反映しています。

天台宗

天台宗では、抹香を額の高さに掲げてお詣りし、3回焼香をします。

お焼香には3形式ある

お焼香は日本の葬儀における重要な儀式であり、形式は主に立礼焼香、まわし焼香、座礼焼香の3つがあります。各形式は式場の座席配置や行事の進行に応じて選ばれ、参列者が故人に対する最後の敬意を捧げるための手段です。

立礼焼香

立礼焼香は、一般的に式場が椅子を配置している場合に行われます。参列者は自分の席から立ち上がり、指定の焼香台に向かいます。焼香台は遺族の前にあるため、参列者はまず遺族に一礼しましょう。

その後、祭壇上の遺影に向かって再度一礼し、宗派に応じた焼香作法にしたがって抹香を取り、香炉に落とします。最後に遺族に再度一礼して席に戻る流れです。

まわし焼香

まわし焼香は座席に香炉を順に回して行われる形式です。香炉と抹香がお盆に乗せられ、順番に参列者に渡されます。参列者は、隣の人に一礼をしながら香炉を受け取り、自分の前に置きます。その後、祭壇上の遺影に向かって合掌し、抹香を香炉に落とし、再び遺影に一礼して隣の席の人に香炉を渡す流れです。

座礼焼香

座礼焼香は、座った形式で、和室で行われる場合が多いです。焼香台は低めに設定され、参列者は座ったまま焼香をします。自分の番が来たら、中腰で焼香台に向かい、まず遺族に一礼します。その後、遺影に向かってもう一度礼をして、抹香を取って香炉に落としましょう。最後に遺族に再度一礼して、席に戻る流れです。

共通項目は故人に対する敬意

これらのお焼香の形式は、それぞれの宗派や地域の慣習によっても微妙に異なります。共通しているのは、故人に対する敬意を表す行為である点です。式場の規模や進行によっては、複数人同時にお焼香をする場合もあります。

お焼香の際に気をつけるマナー

お焼香をする際には、適切なマナーを守る姿勢が重要です。最後に、お焼香に関連するマナーをいくつか説明します。

数珠を持参する

数珠は仏教の儀式で用いられる重要な道具であり、略式数珠と本式数珠の2種類があります。略式数珠は一般的な形式であり、異なる宗派で共通に使用できます。

一方、本式数珠は特定の宗派に合わせた形状となっており、より本格的な仕様です。初めて数珠を用意する場合は略式数珠を選ぶのがよいでしょう。また、数珠は個人の宗教的な道具であるため、他人への貸し借りは避けるべきです。

手荷物は少なめにする

お焼香の際には両手で合掌をするため、多くの手荷物をもっていると動作に支障がでる場合があります。できるだけ小さなカバンを使用して参列しましょう。

喪主・遺族に挨拶をする

喪主や遺族に対しての挨拶も重要です。喪主や遺族に対しては、お悔やみの言葉を述べるのが一般的ですが、過度な重ね言葉は避けましょう。シンプルで誠実なお悔やみの言葉を添えて、故人のご冥福をお祈りする姿勢が大切です。

服装・身だしなみに気をつける

葬儀には基本的にブラックフォーマルや喪服が求められますが、女性は黒の控えめな装いを選ぶのが望ましいです。とくに、ピンクや赤色などの目立つ色はタブー視されているため注意しましょう。服装だけではなく、シワや汚れのない清潔感のある身だしなみも重要です。

まとめ

お焼香は故人への最後の敬意を捧げる重要な儀式です。宗派ごとに異なるお焼香の流れを尊重しつつ、参列者ひとりひとりが心を込めて行います。立礼焼香、まわし焼香、座礼焼香の形式があり、式場の進行や参列者の配置に応じて選ばれます。数珠を持参して、手荷物を少なめにして参列し、喪主や遺族に対しては適切な挨拶をする態度が基本のマナーです。また、服装や身だしなみにも配慮し、清潔感あふれる姿で故人に敬意を示しましょう。

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斎奉閣(さいほうかく)の画像 引用元:https://saihokaku.jp/

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